- 「舐められるのが、どうしても苦手──」
- 「舐めてあげるのも、本当はイヤなのに笑って応じてきた──」
そんなふうに感じたこと、ありませんか？
本当は嫌なのに、パートナーの気分を損ねたくなくて、
- 「平気なフリ」
- 「気持ちいいフリ」
を繰り返してきた。
でも、ふとした瞬間に身体が冷たくなったり、涙が出たりする。
そんな40代女性は、決して少なくありません。
- 「私はおかしいのかな？」
- 「愛してるのに、なぜここだけ受け入れられないんだろう」
そんな自責の声を、自分の中に押し込めてきたのです。
でも──
それは「壊れている」からではなく、「感じたくても感じられなくなった構造」があるだけです。
この記事では、そんなあなたのために、
この記事を読んでわかること
- なぜ「舐められる」「舐めてあげる」がつらくなるのか
- 40代・産後女性に多い“性感覚の異変”とその仕組み
- オーラルセックスに潜む性感染症リスクとその対処
- 「応じるだけ」ではない関係へ変わるための視点
- 愛と安心を取り戻す“感覚の再統合”アプローチ
がわかるように解説していきます。
そして、もしあなたが
- 「もっと自然に触れあい、通じ合える関係に戻りたい」
- 「『感じられない私』を取り戻したい」
と感じているなら──
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安心して感じられる「私自身」に戻る3週間。
記事後半でくわしく紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
監修者
株式会社Osaka-Child所属 産婦人科医
- 名前: 山口真理
- 出身地: 愛知県
- 最終学歴: 大阪大学医学部 産婦人科学専攻
- 専門分野: 高齢出産、不妊治療
- 職歴: 大阪大学医学部附属病院産婦人科勤務（15年）、その後、自身の産婦人科クリニックを開設
専門分野について一言: 「女性一人ひとりのライフステージに合わせた、最善のケアを提供します。」
監修者
株式会社Osaka-Child所属 臨床心理専攻大学教授
- 名前: 森本哲夫
- 出身地: 奈良県
- 最終学歴: 米国ハーバード大学心理学部 博士課程修了
- 専門分野: 臨床心理学、発達心理学
- 職歴: ハーバード大学研究員（5年）、大阪大学人間科学部教授
専門分野について一言: 「心の成長とは、自己理解の旅でもあります。その旅のお手伝いができれば幸いです。」
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なぜ、産後にオーラルセックスで「嫌悪感」を覚えるのか？
産後にオーラルセックスをされたとき、
- 「なんかムリ…」
- 「ゾワッとして、身体がこわばった」
そんな感覚になったことはありませんか？
それって、おかしいことでも、わがままでもないんです。
産後の女性の身体は、
- ホルモンの変化
- 自律神経のゆらぎ
で、とても敏感になります。
特にオーラルセックスのように、
- 「受け身」
- 「見られる」
- 「される」行為
そしてもう一方で、
- 「してあげる」
- 「応じてあげる」
という「義務化された能動」──
は、
身体が自然に「やめてほしい」って反応することがあるんです。
また、
「舐めてあげる」行為もまた、
「応じる性」に自分を押し込めてきた女性ほど、
嫌悪感が生まれやすいものです。
しかも、
育児や家事でヘトヘトなのに、
- 「応じなきゃ」
- 「断ったら悪いかな」
って無理してきた人ほど、だんだん感じなくなっていく。
そうすると、ますます「私っておかしいのかな」って、自分を責めてしまう。
でもね、
それって「感じられない身体」になったわけじゃないんです。
ただ、ココロとカラダがちょっとだけバラバラになってるだけ。
だからまず、
「そう感じるのも当然だったんだ」と知ることが、すごく大事です。
40代で産後の女性のオーラルセックスでの性感染症リスク
オーラルセックスは、性感染症の原因となる細菌やウイルスが粘膜や皮ふをつうじて感染する可能性があります。
性器から口腔内、あるいはその逆の感染経路もあり、喉も感染リスクのある部位です。
ポイント
かるいキスでは性感染症のリスクはひくいものの、口腔内での感染はかんぜんに排除できません。
口唇ヘルペスや梅毒など、口元に炎症がある状態では、キスでも感染がひろがるリスクがたかいので、控えるようにしてください。
オーラルセックスで感染しやすい性感染症
オーラルセックスによって感染するリスクのある性感染症には、次のようなものがあります。
それぞれの疾患の特徴や、とくに40代で産後の女性にあらわれやすい症状をみていきましょう。
- 淋病
- クラミジア感染症
- 単純ヘルペスウイルス感染症
- 梅毒
- HIV（ヒト免疫不全ウイルス）
株式会社OsakaChildのオーラルセックスと性感染症についての記事
淋病
淋菌という細菌が原因で発症する性感染症で、口腔内や喉、性器、さらには直腸にも感染する可能性があります。
ポイント
40代女性では、初期には無症状のことがおおいですが、症状がでたときにはおりものがふえたり、下腹部にいたみが生じます。
とくに、緑がかった濃いおりものや、発熱、喉の痛みといった風邪ににた症状がでます。
ポイント
治療をしないままそのままにすると、子宮内膜炎や卵管炎、腹膜炎をひき起こし、不妊のリスクがたかまります。
株式会社OsakaChildの慢性子宮内膜炎と不妊原因についての記事
株式会社OsakaChildの淋病の原因についての記事
クラミジア感染症
クラミジア・トラコマティスという細菌が原因で、もっともおおい性感染症のひとつです。
ポイント
オーラルセックスで喉に感染した場合は「咽頭クラミジア」といわれます。
クラミジアは無症状で進行し、気づかないまま腟内から子宮や卵管、さらに骨盤内にまで炎症がひろがります。
ポイント
炎症がひろがってしまうと下腹部の痛みや骨盤の炎症をひき起こし、治療しないと不妊や子宮外妊娠の原因になります。
株式会社OsakaChildの産後のクラミジア感染症の原因についての記事
単純ヘルペスウイルス感染症
単純ヘルペスウイルス（HSV）は、
- 口唇ヘルペス（HSV-1）
- 性器ヘルペス（HSV-2）
の2種類があります。
口唇ヘルペスでは、唇や口のまわりにピリピリとした痛みがあり、水泡ができることが特徴です。
性器ヘルペスを発症すると、性器のまわりに痛みをともなう水泡や炎症があらわれ、発熱や倦怠感、リンパ節の腫れなどの症状をともないます。
株式会社OsakaChildの産後で単純ヘルペスウイルス感染症の原因についての記事
梅毒
トレポネーマ・パリダムという細菌による感染症で、日本国内でも増加傾向にあります。
ポイント
梅毒感染後、痛みやかゆみをともなわない発疹が手のひらや足の裏、カラダ全体にひろがり、性器や口の中にしこりやただれができる症状が特徴です。
治療しないままにすると、心臓や血管、脳などに疾患をひきおこすので、症状がみられるなら、できるだけはやくに治療をスタートしてください。
株式会社OsakaChildの産後の梅毒の原因についての記事
HIV（ヒト免疫不全ウイルス）
HIVは、免疫力を低下させるウイルスで、エイズ（後天性免疫不全症候群）をひき起こします。
ポイント
感染初期には風邪ににた発熱やのどの痛み、リンパ節の腫れなどの症状が見られますが、その後はながい潜伏期間に入り、無症状がつづきます。
HIVは傷口をつうじて感染するため、オーラルセックスをするときに口の中にちいさな傷があると感染リスクがたかまります。
たとえば、フロスや歯ブラシでできた傷、口内炎や唇のあれなども感染経路になりえます。リスクがあるとかんがえられるときには、できるだけはやくに検査をうけてください。
株式会社OsakaChildの産後のHIV（ヒト免疫不全ウイルス）と原因についての記事
株式会社OsakaChildのセックスの性感染症と不妊症リスクについての記事
無症状性感染症が不妊症のリスクに！42歳女性が今まで経験したセックスを分析【産婦人科医監修】
感染症の不安だけじゃない──性感覚が閉じてしまう理由とは？
たしかに、オーラルセックスで性感染症にかかったら怖い。
でも、それだけが理由じゃないんですよね。
たとえば、
- 「感じない」
- 「つながれない」
- 「ココロがどこか遠くなる」──
そんな感覚のほうが、実はずっとつらいこともあります。
産後って、自分の身体が「誰かのためのもの」になったような感覚になりやすい。
- 赤ちゃんのため
- 家族のため
- 夫のため。
気づけば、自分の気持ちや欲求なんてどこかに置いてきたような感覚になることも。
そうやって、
「自分なんてどうでもいい」が当たり前になっていくと、
性感覚も少しずつ閉じていきます。
それは、
怠けてるわけでも、冷めたわけでもなくて、
身体が「もうこれ以上はつらい」と感じてるサインなんです。
ほんとは、もっと深くつながりたい。
ちゃんと求め合える関係でいたい。
でも、どうすればいいかがわからない
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オーラルセックスによる性感染症、どの科を受診すべき？
オーラルセックスで性感染症の感染がうたがわれるとき、症状があらわれている部位におうじて受診する科がことなります。
ポイント
- 喉に症状が出ている：耳鼻咽喉科を受診
- 性器や性器周辺の症状がある：泌尿器科または産婦人科を受診
- 唇や皮ふに異変がある：皮ふ科を受診
なお、すべてのクリニックで性感染症の検査や治療をおこなっているわけではないため、事前に問いあわせてかくにんしておきましょう。性感染症を専門にあつかっている医療機関もあるので、専門クリニックを受診するとより信頼できる診察ができます。
安全にオーラルセックスを楽しむためには？
性感染症は、感染している者同士でなければひろがりません。
ポイント
信頼できるパートナーとだけ性行為をおこない、定期的な検査をうけてもらえると、より安全なセックス、性感染症への恐怖・不安のないセックスライフをたのしめます。
このキャプションでは、性感染症をふせぐための3つの対策をみていきます。
- 定期的な性感染症の検査をうける
- デンタルダムをつかう
- コンドームをつかってフェラチオをする
定期的な性感染症の検査をうける
性感染症の中には、無症状で進行するものがおおくあります。
そのため、パートナーがかわっていなくても、過去に感染していた可能性は否定できませんし、めいかくにわかる検査もありません。
ポイント
あたらしいパートナーとの関係がはじまったときには、おたがいに感染をふせぐために、いっしょに検査をうけておくとあんしんですね。
また、セックスだけのかんけいのセックスフレンドが複数がいるなら、コンドームをつけるのが感染予防なりますが、装着しないで性交するなら、あなたにもパートナーにも性感染症の症状がないかをチェックしておいてくださいね。
デンタルダムをつかう
デンタルダムは、オーラルセックス時に性器や肛門をおおうためのうすいシートで、性感染症のリスクをへらすためのアイテムです。
ポイント
デンタルダムをつかうと、膣液や経血との接触をさけられ、性感染症の感染予防ができます。
デンタルダムには、バニラや柑橘系の香りがついたものもあり、においに敏感な方でもつかいやすい製品もあります。
コンドームをつかってフェラチオをする
フェラチオ時にコンドームをつかうと、性感染症のリスクをおおきくへらせます。
ポイント
もしフェラチオ中にコンドームがはずれてしまったときには、挿入前にあたらしいコンドームを装着しなおしてください。
性感覚を取り戻すには？“安心して愛し合える自分”に戻るステップ
「感じない私」から、もう一度“愛される身体”を取り戻したいあなたへ。
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実はどちらも「もっと奥にある違和感」の「サイン」なんです。
- 「舐められると、身体が凍る」
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感じない、つながれない、愛し合ってるのに距離がある──
それって、カラダとココロのあいだに「断線」が起きてる状態なんです。
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まとめ｜安心してパートナーと向き合うために知っておきたいこと
商品に迷っている方、うまく言葉にできない方も、
あなたの気持ちをLINEで受け取ります。
46歳で第3子を出産した後、少しずつ夫婦関係を取りもどそうとしたときに出てくるのが、オーラルセックスにたいするちょっとした不安です。
「親密さはうれしいけれど、性病のリスクは大丈夫？」
──そんな心配を感じた方も多いのではないでしょうか。
オーラルセックスは、カラダの接触が少ないぶん安心と思われがちですが、実は性病（性感染症）の感染経路のひとつ。
クラミジアや淋菌、梅毒、HPV（ヒトパピローマウイルス）などが、口やのどを介して感染することがあります。
産後の女性は、カラダの免疫バランスが揺らいでいる時期でもあるため、リスクをしっかり理解することが大切です。
とはいえ、怖がる必要はありません。
この記事でご紹介したように、コンドームやデンタルダムの使用、定期的な検査など、ちょっとした工夫で予防はじゅうぶんに可能です。
大切なのは、正しい知識を持って「自分も相手も大切にする」こと。
また、産後の性や身体の変化に不安を感じたときは、40代母親向けのサポートを提供する「Osaka-Child」のような支援機関を頼ってみてください。
性の悩みはデリケートな問題ですが、だれかに話していいし、ケアしてもらっていいこと。
専門家によるカウンセリングや情報提供をつうじて、自分らしく安心して過ごせる毎日をささえてくれます。
セックスのことを話すのは恥ずかしい、と感じるかもしれません。
でも、「知って備えること」は、家族を守ることでもあります。
この記事が、あなたのこれからのパートナーシップを支える一歩になればうれしいです。
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