家族構成
小学3年生男の子
中学2年生女の子(不登校)
症例不登校初期状態
中学2年生の女の子が学校に行きたくないといい不登校がスタート。
不登校後のカウンセリングで中学入学時に
この中学校は自分には合わないなと感じて無理をして登校していた。
中学入学時から出現した頭痛に悩まされていた。
母親には我慢して学校に行っていたことは一度も話したことがなかった。
不登校スタート年月
2015/6/13から不登校がスタート
不登校支援でのカウンセラー関わり方
母親の自己肯定感上げるメンタルサポート
子どもの姿勢コントロールと勉強時の姿勢の調整
子どもへの週2回のカウンセリング
子どもと学校に通う目的を共有
復学まで期間
5ヶ月
復学前日
復学1週間前から来週の月曜日から学校に行くと子ども自ら宣言。
そのために時間軸を整えて生き子どもには再登校後の未来の自分をイメージ。
今まで楽しくない、身体の調子が悪いと感じた時をありのままに受け入れてできることを
学校が終わるまでやればいいことをカウンセラーと一緒に体感。
前日には明日からの学校が緊張するけどワクワクすると体感でき
再登校はカウンセラーと登校し復学がスタート。
再登校10日後
不登校のきっかけになった頭痛は3日起きに出現したが
そこで絶望せずに痛みに意識を向けながら
意識のベクトルを変えることができた。
そのうち頭痛は自己イメージがネガティブになる瞬間に出ることが
彼女の中でもわかるようになりコントロールできるようになる。
学校に行く目的は再登校がスタートして
今までは逃げていたのが自分に意識が向けられるようになった。
学校は超楽しいわけではないけど友だちといない時でも
自分の居場所が見つかることができた。
再登校1ヶ月後
子どもがカウンセラーとの接点が続いた方が
安心すると感じオンラインでのカウンセチングを週一回継続。
子どもから自分を楽にするための施策ができるように。
不登校がスタートするまでは我慢して学校に行っていたのを母親には言えなかった。
今はカウンセラーに自分を吐き出せて母親のメンタルコントロールも
できるようになり不登校前よりも母親は子どもの話を傾聴できるように。
母親と子どもの関係が改善。再登校1ヶ月経つと
友だちと過ごす時間が楽しいと思えた。
再登校3ヶ月後
不登校中に家庭での学習支援で苦手だった数学ができるように。
学校の授業で数学の内容でわからなくなるとそこで自分に自信を失ってしまっていた。
わからなくても基本に戻ることでわかるようになると実体感できた。
そこから家庭学習支援で身につけた算数から数学への復習によって
学校の授業にもついていけるようになって自分に自信がついた。
勉強が楽しいと思えるようになる。
再登校1年後
復学から1年が経ちインフルエンザで休む以外は登校できた。
不登校前はずっと我慢して登校していたのが学校に期待せずに
自分ができることをすれば人生はポジティブになれると理解でき登校に無理しなくなった。
来年から中学3年生で進路を決める時期を迎えるが自分ができることをやればいいを
基本の考え方にして受験が嫌なこととは思えないで過ごせた。