教育理念
湊はなぞの幼稚園は、その名の示すとおり堺市の中心街から近くにある湊地区の
閑静な住宅地に、子どもたちの集う“花園”を創りたいと願い設立されました。
花と緑豊かな環境の中、一人ひとりの小さな人たちが様々な色あい、
姿、かたちの花々として元気いっぱい咲いています。
“はなぞの”では幼児期にしか出来ないこと、
しておかなければならないことを何よりも最優先で考えます。
表面的な知識や技能もさることながら、より重要なのは
家庭との連携により「人間性の基礎」をしっかり時間をかけ、
丁寧に培ってゆくことだと信じます。
そのためにレッジョ・エミリアアプローチ等に代表される
「子ども主体の保育」と「少人数学級編制」は不可欠であり、
学級担任のみならず園全体の教職員が一丸となって、
その子なりの持ち味をのばす保育をしています。
教育理念の詳しい解説
湊はなぞの幼稚園では、たくさんの花や緑に囲まれた園庭環境と少人数学級編制の、
のびのびとした子ども主体の保育により、
よき社会人となるための人間性の基礎=豊かな感性+社会性+自ら考え判断する力を
育てる事を『教育目標』(3―5歳)にしています。
また、その根幹をなすものとして
人間性の基礎の根幹=基本となる生活を創る+人との信頼感・安心感+興味を持って行動できることを
『保育目標』(0―2歳)にしています。
さらに、幼稚園全体の総合目標として『教育・保育を連続的・総合的に考え、人格の基礎を育てることを目指す』と定めています。
人間性の基礎を作る6つの要素の説明
上記6つの要素のうち特に教育目標で掲げる3つの要素は、
経済産業省が示している実社会で求められる力を示した社会人基礎力の3つの能力と対応します。
実社会においても知識・技能よりもまず、それらを支える為の基礎的な能力(非認知能力)が求められていることがわかります。
人間性の基礎がしっかりしていれば知識や技能をその上に積み重ねることができ、それらを使いこなすことができます。
勉強でもスポーツでも基礎が身についているから応用技術が身につくのです。基礎のない応用などあり得ないのです。
幼児期に基礎の教育をしっかりすることで将来必ず大きく伸びる元となります。
基礎をしっかり育てることこそが教育の王道であると当園では考えています。
湊はなぞの幼稚園では一般に思われがちな、のびのび・子ども主体=放任という意味ではなく、
自由な雰囲気を大切にしながらも子ども一人一人にしっかり向き合って育てる保育を実践しています。
施設紹介(園舎・園庭)
施設紹介(園内施設)
子育て支援
入園案内
令和6年度園児募集要項(1号認定こども)
保育園については保育園入園案内 (PDF)にてご確認下さい。(2・3号認定こども)
施設の基本情報はこちら (PDF)にてご確認下さい。
- 1号認定
- 原則、長時間保育を必要としない3・4・5歳児です。
- 2号認定
- 親の就労等の理由により原則、長時間保育を必要とする3・4・5歳児です。
- 3号認定
- 親の就労等の理由により原則、長時間保育を必要とする0・1・2歳児です。
募集人員 | 3年保育 3歳児 28名 令和2年4月2日~令和3年4月1日生 2年保育 4歳児 若干名 平成31年4月2日~令和2年4月1日生 |
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願書配布 | 令和5年(2023)9月1日(金)~ |
出願期間 | 令和5年(2023)10月2日(月) 9月1日(金)~9月29日(金)の間に 「事前調査票」を提出することにより、願書提出時に並ぶことなく10月2日(月)に 入園願書を受け付けさせていただきます。 |
出願手続 | 10月2日(月) 8:00~16:30(土・日・祝は休業)に 「入園願い」を入園手続料40,000円とともに当園事務室まで提出してください。※一旦納入された入園手続料は理由の如何を問わずお返しできませんのでご了承ください。 但し、定員超過により面接にて不合格の場合はお返しします。 |
面接日 | 10月4日(水)13:30~15:00(保護者同伴) 保育年限別、受付番号順にご来園時間をお知らせいたします。 |
入園許可 | 面接の総合結果により、適当と認められた方に、入園許可いたします。 合格者は10月18日(水)に、制服・体操服の採寸をし、購入申込をしていただきます。 |
制服・用品渡し | 12月6日(水)13:00~16:00までにお受取りください。 当日、制服・体操服等の合計約37,000円(全部そろえたとき)をご用意ください。 制服採寸時にお渡しいたしました預金口座振替依頼書・園児調査票・利用契約書(2枚)を当園事務室まで提出してください。 |
入園式 | 堺市立新湊小学校の入学式と同日14:00~ (13:30より受付12月6日(水)に詳細をお知らせします) |
保育内容
当園では緑豊かなひろびろとした環境で人間性の基礎を培うという理念のもと、教育・保育を実践しています。また少人数学級編制(年少20人程度、年中・年長25名程度)により先生と子どもたちが、しっかりと関わることで一人ひとりの性格をよく理解し、子どもたちは園内で思う存分のびのびと学べる環境にあります。近年では教育・保育要領改正により「主体的・対話的で深い学び」が重要視されるようになり、当園も令和2年度から従来のカリキュラムを子どもが主体的に学べるカリキュラムに刷新しました。
その中核として、クラスごとに皆での対話を重視して「テーマ」を決め、それに沿って活動を進める子ども主体の「プロジェクト活動」を開始しました。その「過程」は各担任が「ドキュメンテーション」により子ども達がどのようにプロジェクトを進めてきたか、そしてどのように試行錯誤し、考え、学んできたかということを考察し、写真と文章で記録し公開していきます。結果もさることながらそれにいたるまでの「過程」が重要であり、そこにこそ深い学びがあるからです。
子ども主体の保育では生活や遊びと学びを対立したものととらえるのではなく融合したものととらえます。その中においてこそ子どもたちは自らすすんで基本となる生活習慣を確立しながら人との関わり方や様々なルールを体得していきます。そして、感性を豊かにしながら興味を持っていろんなことを学んでいくことで自己実現にむけその時々の状況に応じ、適切に考え判断し行動する力が身についていきます。
当園ののびのび・子ども主体の保育とは保育者の適切な誘導・助言・援助・環境構成のもと、子どもの興味・関心に基づいて学ぶものであると考え、一人ひとりとしっかり関わりあいながらその子に合わせた学びが得られるようにするものとなっています。そのためにも少人数学級編制と協働的な学びである「プロジェクト活動・ドキュメンテーション」、そして、その基礎となる「系統学習」、個別最適な学びである「フィールドスタディ」は三位一体で不可欠であり、また、担任だけでなくフリー・アシスタントなど全教職員が一丸となって取り組む体制をとっています。
「プロジェクト活動」・「ドキュメンテーション」は「プロジェクトアプローチ」としてイタリアのレッジョ·エミリア・アプローチ、ドイツ·オランダのイエナプラン、スウェーデンのレッジョ·インスパイアで実践され、 世界的に高い評価を受けています。当園ではそれらのエッセンスを取り入れつつ、「プロジェクトアプローチ」がよりレベルの高いものとなるよう独自にアレンジし、さらに当園の園風や理念・伝統に合うようにして実践を始め、歩みだしています。
施設紹介
芽生えさせ主体的に参加し、様々な体験を通して喜び・達成感・満足感の中にその子なりの感性を育てる事にあります。
また、練習や準備を必要とする行事の場合などはその出来栄えよりも本番に向かう過程の方がはるかに重要だと認識しています。
なぜなら練習をとおして、粘り強さ、あきらめない心、自信、思いやりなど社会的情動スキル(非認知能力)が身につくからです。